第8回B&B定期演奏会(チャリティーコンサート)
日時:1997年(平成9年)12月12日(金)18時30分 開場
18時30分 ディナー
19時30分 開演
場所:Regent Hotel Ballroom
第一部 B&B NHK“みんなの歌”より
さとうきび畑
北風小僧の寒太郎
こだぬきポンポ
南の島のハメハメハ大王
BINTANG LIMA
夢で会えたら
グリーン・フィールズ
MALE CHOIR ロシア民謡を歌う
カチューシャ
コサックの子守歌
モスクワ郊外の夕べ
カリンカ
第二部 "謎のB&B王国 演芸大会" (演劇)
第三部 混声合唱組曲 "海鳥の詩"
オロロン鳥
エトピリカ
海鵜
北の海鳥
お楽しみ写真集 |
団長挨拶
皆様今晩は。御来場誠に有難うございます。私共B&Bの定期演奏会も回を重ねて今年で第八回目を迎えることが出来ました。これも皆様方の温かいご支援の賜物と団員一同心から御礼申し上げます。
今年は例年にないほどのメンバーの交替が見られ、本日初舞台の団員は女性六名、男性八名と全出演者の1/3以上を占めております。一方、創立メンバーとも言える第一回からの出演者は六名おり、B&Bの歴史を支えてきました。団員の年齢層も20代から50代と広きにわたっていますが、「歌が好き」という共通点を機軸として和気藹々の雰囲気で毎週木曜日の夜集い、演奏会の為の練習に励んでまいりました。これ迄にも様々なジャンルの合唱曲に挑戦してきましたが、今宵は団員の心を更に一つにして皆様に混声合唱ならではの厚みのあるハーモニーをお届けしたいと思います。
第一部は「NHKみんなの歌」より既に皆様にもお馴染みの曲を四曲選んでみました。団員が歌のお姉さん、お兄さんになったつもりでほのぼのとした温かみのある舞台を演出すべく、楽器やアクションにも工夫を凝らしました。皆様と共に童心に戻り楽しいメルヘンの世界を作り出したいと思います。続いて、若手男性メンバー五名からなる「ビンタン・リマ」が軽いポップスを、男性合唱団「メール・クワイアー」は重厚なロシア民謡をアカペラでおおくりします。
第二部はB&B恒例の団員総出演によるバラエティーショー、題して『B&B王国演芸大会』です。例年、キャスティング発表は団員たちにとって胸ドキドキの緊張の瞬間です。何故ならばどのような役柄が与えられても絶対に拒否してはいけないと言うB&Bの大鉄則があるからです。本日何食わぬ顔をして演技をしている面々ですが、その笑顔の裏には人知れぬ涙涙のドラマが展開していたことをお察しください。今晩の出し物の内容は・・・? まずは見てのお楽しみです。
第三部は混成合唱団B&Bの真の実力をお見せするステージ。本格的混成合唱組曲「海鳥の詩」をお聴き戴きます。更科源蔵作詩、廣瀬良平作曲のこの作品は1997年に芸術祭最優秀賞を受賞している名曲で、辺境の過酷なまでに厳しい自然の中で生きねばならぬ者の哀歓がまるで古代の悲歌のような荘重さと高貴さで歌い上げられています。本日のステージでどこ迄この作詩者と作曲者の意図する世界を表現出来るか、団員一同緊張の中におります。
今年も例年のように、多数の企業や個人の方々に御協賛頂きました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。尚、演奏会の余剰金はジャパンクラブを通じ、日イ友好親善の為に役立たせて頂きます。この私達の音楽活動がインドネシアと日本の友好の一助となればと念願しております。今宵のひととき最後迄ごゆっくりお楽しみ下さい。
B&B団長 田崎 豊
出演者リスト
団長 田崎 豊
副団長 亨子サキナジャワス
ソプラノ 弘子マックスムイン、澄美トビン、奥田通子、家森晴恵、佐名俊子、河西広子、内藤雅都子、相田みさ、村上康恵、森本みどり、大山芳子
アルト 細川悦子、洋子スリアワン、亨子サキナジャワス、裕子ベドゥー、多賀子カルタサスミタ、能登洋子、飯田玲子、古山尚恵
テナー 加藤直也、井上晴夫、川西一男、内藤正彦、山香朗、太田道彦、坂井禧夫、相田敏正
バス 田崎豊、関康年、水谷公亮、河西裕之、本橋宏、藤木幸弘、内野好郎、溝畑淳旨、大山和定
ピアノ 石原由香
パーカッション 原田康志
フルート 佐塚加奈子
賛助出演 清水篤史、石塚知弘、上島めぐみ、金子貴美代、野田隆、井上修一、深町裕二
司会 内藤達
実行委員長 吉里寞
演出・シナリオ 吉岡力
振り付け 水谷加代
舞台監督 吉岡力
進行 ASATSU、熊本県人会